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写真が語る仙台駅前史作製 戦災と震災乗り越えた変遷たどる

仙台駅前の変遷を写真でたどる「仙台駅前Story」
ヒューモスファイヴビル1階のガラス外壁に展示された写真=仙台市青葉区中央

 仙台市青葉区の貸しビル業ヒューモスが、JR仙台駅近辺を中心に戦後から現在までの変遷をたどるミニ写真集「仙台駅前Story(ストーリー)」を作製した。昨年夏に仙台駅前で営むテナントビル「ヒューモスファイヴ」の9階から1階に本社事務所を移転したのを記念した企画だ。

 写真集はA5判、28ページ。ヒューモス関係者や市戦災復興記念館などが所有する写真計25枚を掲載している。
 仙台空襲で焼け野原となった光景や戦後の復興が進んだ仙台駅前での紙芝居の様子から、2015年12月の市地下鉄東西線開業まで、戦後の歩みを感じさせる内容になっている。
 東日本大震災が発生し駅前のペデストリアンデッキ上などに集まった人々の写真は、混乱を極めた震災直後の様子の一端を伝える。
 写真は、事務所移転に伴い、ビル1階のガラス外壁に設けた「ウィンドウメッセージ」に展示しているものと同じ。昨年10月にこの写真を使って社内用にまとめた写真集が「思い出話が弾む」などと好評だったため、社外向けに内容を一部手直しして再度印刷した。
 ガラス外壁には、仙台藩祖伊達政宗や仙台の祭りをモチーフにしたイラストも配した。ヒューモスの宮城達男会長(72)は「政宗がつくった仙台は戦後、焼け野原から再出発して今日に至った。写真を通じて戦災、震災を乗り越え街が発展していく復興の力を感じられるのでは」と話す。
 ヒューモスは100人に写真集をプレゼントする。希望者は往復はがきで16日までに申し込む。宛先は〒980−0021仙台市青葉区中央1の10の1ヒューモスファイヴ1階「ヒューモス写真集係」。応募多数の場合は抽選。受け取り場所はヒューモス事務所。連絡先は同社022(221)6262。


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2018年02月10日土曜日


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