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ブドウ栽培、高齢者と子どもの交流サロン…志津川高生が町議会で活性策提示

南三陸町議会の議員席からまちづくり政策を提案する生徒

 宮城県南三陸町の志津川高生が町に政策提案する「志高まちづくり議会」が12日、町議会であった。観光や福祉の分野で問題提起し、佐藤仁町長に実現を迫った。
 2、3年生12人が議員席に座り、町長や副町長ら当局の20人と向き合った。教育、観光、福祉の3グループが現状や課題を巡り質問した後、自分たちで考えた活性化策を提示した。
 観光グループは若者を呼び込むためブドウ狩り体験ツアーを挙げた。ワイン生産が盛んな南陽市と町の気候が似るとして「耕作放棄地を活用したブドウ栽培の可能性がある。県内一の産地にしたい」と訴えた。
 バス停留所に高齢者と子どもが交流するフリースペースを設ける取り組み、町で働く人を講師に招き生徒のキャリア形成を図るプロジェクトも提案した。
 佐藤町長は「調査に基づく地に足の着いた提案だった。具現化に向けて検討する」と述べた。2年沼倉秀祐さん(17)は「皆さんが意見を聞いてくれてうれしかった。これからも高校生としてまちづくりに関わっていきたい」と話した。
 生徒数が減っている同校の魅力を高めようと、町や学習支援のNPO法人キッズドア(東京)が初めて企画した。


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2018年02月13日火曜日


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