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<がってん塾>石巻専修大の学生ボランティア 仮設住宅で学習教室好評

大学生と楽しみながら勉強する子どもたち=石巻市南境

 宮城県石巻市の石巻専修大の学生ボランティアが、東日本大震災の被災者が暮らす石巻市南境の仮設住宅で小中高生に勉強を教える学習教室を開き、子どもらから好評を得ている。教員志望の学生が教え方を学ぶ場にもなっており、関係者は「仮設住宅がなくなるまで続けたい」と意気込む。
 学習支援は同大のボランティア団体「復興支援学生ボランティアチーム」(チーム長・田中秀典特任教授)が主催。「がってん塾」の名称で毎週月・金曜日に集会所で実施し、仮設住宅や近所に住む小中高生が通う。
 子どもたちは多い日で十数人集まる。小学校などの教員免許取得を目指す人間学部の学生らが、算数や国語などの宿題を見てあげるほか、宿題が終わった児童生徒には学習教材も用意している。
 がってん塾は昨年4月にスタート。ボランティアが年々減少する仮設住宅での子ども支援を目的に、市の心の復興事業の補助金を活用した。昨年6月からは災害公営住宅が並ぶ新蛇田地区でも週1回実施している。
 同市南境の仮設住宅に住み、がってん塾に毎週通う稲井小1年山内京明君(7)は「漢字や算数を分かりやすく教えてもらった。これからも来たい」と笑顔で話す。
 教員志望の人間学部1年種市悠斗さん(19)は「被災者支援をしたかったので、とてもいい機会になっている。実際に子どもと接して教えていると自分の苦手な部分が分かり、勉強にもなる」と語る。


2018年02月13日火曜日


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