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<平昌五輪>スノボ岩渕、不運14位 気まぐれな風、勢いそがれる

女子スロープスタイル決勝 ジャンプする岩渕

 前日の予選を中止に追い込んだ強風は、この日の決勝も吹き荒れた。岩渕も犠牲者の一人。「コンディションが悪く、思っていた滑りができず残念」。どうすることもできない自然の力を前に、観念したような表情を見せた。
 2本滑って得点の高い方が記録となる決勝の1回目。レールに乗って滑るジブの着地と2番目のエアで尻もちをついた。演技を途中で諦めるしかなく、最後のエアはただ跳び上がるだけ。48.33と低調に終わる。
 勝負の2回目は風が一層強くなった。ジブは難度を下げて無難に攻略し、得意のエアへ。最初のジャンプ台を跳んだ瞬間、下から強風にあおられた。バランスを崩して雪面を転げ落ちる。最後のエアで大技を繰り出すこともできなかった。
 平昌の風は気まぐれだ。強い上に向きがころころ変わる。時折吹いた向かい風でスピードが上がらず、演技全体の勢いをそいだ。
 今季ワールドカップのデビュー戦で4位に入り、新星と注目された16歳。メダルを狙った五輪初戦は26人中14位だった。「公開練習での仕上がりは良かった。こんな結果で悔しい」。恨み節も聞こえた。
 最も得意とするビッグエアが19日に控える。「気持ちを引きずると攻め切れない。集中する」。最後はいつもの強気を取り戻していた。(平昌=佐藤夏樹)
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 12日、決勝が行われ、日本勢は藤森由香(アルビレックス新潟)が1回目に63.73点を出して9位となったのが、最高だった。
 広野あさみ(TJR)は49.80点で12位、岩渕麗楽(キララクエストク、岩手・一関学院高)は48.33点で14位、鬼塚雅(星野リゾート)は39.55点で19位。ジェイミー・アンダーソン(米国)が83.00点で2連覇した。


2018年02月13日火曜日


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