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メスのアフリカゾウ交換へ 秋田・大森山動物園と仙台・八木山動物園、繁殖目指す

メスのアフリカゾウ「花子」(秋田市大森山動物園提供)

 秋田市大森山動物園が新年度、仙台市八木山動物公園とアフリカゾウのメス同士を交換し、繁殖を目指す方向で調整していることが13日、分かった。秋田市は同日発表した新年度一般会計当初予算案に、アフリカゾウの輸送費や飼育舎の改修費など計647万円を計上した。
 大森山動物園はメスの「花子」(28歳)とオスの「だいすけ」(同)を飼育。八木山動物公園にはメスの「リリー」(28歳)と「メアリー」(51歳)、オスの「ベン」(28歳)がいる。大森山は花子を交換する方針で、遅くとも11月までに大型トレーラーで移動させたい考え。
 仙台市も新年度当初予算案に輸送費など240万円を盛り込んでいるが、八木山動物公園の大内利勝園長は「まだ協議中なので、コメントは差し控える」と話した。
 メス同士の交換は、日本動物園水族館協会(東京)でアフリカゾウ繁殖計画管理者を務める群馬サファリパーク(群馬県富岡市)の川上茂久園長が提案。アフリカゾウは国内の17動物園に計36頭(2016年末現在)がいるのみで、高齢化が進み繁殖が課題になっている。
 東北では盛岡市動物公園を含む3動物園で計7頭が飼育されており、川上園長が3園の園長にメスの交換による繁殖への協力を要請した。盛岡は園内で繁殖の可能性があることから、大森山と八木山の交換が選択肢として上がっている。
 大森山動物園の小松守園長は「ペアを変えて反応を見ることで、繁殖の可能性を探りたい」と話す。
 秋田市の2018年度一般会計当初予算案は総額1277億3000万円。他の主な事業は第1子保育料無償化629万円、サッカーJ3秋田がJ2昇格を目指す際の条件となるスタジアムの整備構想策定協議会費350万円など。


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2018年02月14日水曜日


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