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<平昌五輪>「遠藤選手お疲れさま」勇姿に拍手 福島・猪苗代で住民ら

古里から遠藤選手に声援を送る地元住民ら

 平昌冬季五輪フリースタイルスキー男子モーグルで、遠藤尚選手(27)=宮城・忍建設=が決勝に進んだ12日夜、出身地の福島県猪苗代町で応援会があり、現役で挑む最後に五輪で見せた勇姿に地元住民らが惜しみない拍手を送った。
 テレビ放映をした町体験交流館には約80人が集まった。遠藤選手が決勝1回目で1位通過を決めると、会場の熱気は急上昇。地元出身の公務員高久博さん(47)は「尚君らしいスピードと正確なターン。ここからが勝負だ」と期待した。
 決勝2回目はまさかの転倒。次に進めず10位の結果に会場は一瞬静まり返ったが、瞬く間に健闘をたたえる拍手に変わった。
 小中学校で同級生の公務員鈴木法正さん(27)は「夢を見せてもらった」と感謝。幼稚園も一緒の会社員遠藤綾子さん(27)は「昔から絶対五輪に出ると言っていた。有言実行で尊敬する」と力を込めた。
 遠藤選手は今季限りの引退を表明している。3大会連続で五輪出場を果たすなど日本のモーグル界をけん引してきただけに、地元後援会長の食堂経営笠間義幸さん(55)は「精いっぱいやったと思う。お疲れさまと優しく迎えたい」と目を潤ませた。


2018年02月14日水曜日


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