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<棋聖戦>きょうから第4局 「対局復興の力に」一力八段ら抱負 大船渡

子どもたちから花束を贈られた井山棋聖(左)と一力八段

 井山裕太棋聖(28)=名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=に仙台市出身の一力遼八段(20)が挑んでいる囲碁の第42期棋聖戦7番勝負(読売新聞社主催)の第4局を前に、決戦の舞台となる大船渡市民会館リアスホールで14日、前夕祭があった。
 「囲碁のまち」おこしで東日本大震災からの復興を目指す実行委員会は「祝! 国民栄誉賞」「必勝! 東北の星」と記した横断幕を準備。市民約220人が拍手で2人を出迎えた。
 戸田公明市長は「復興の状況と大船渡の魅力を全国に発信する貴重な機会。新たなまちづくりに向けた大きな励ましと希望になる」と歓迎した。
 3勝する井山棋聖は、13日に国民栄誉賞を授与されたばかり。「震災の影響で大変な思いをしている方がたくさんいると思う。囲碁を通じて少しでも力になりたい」と語った。
 一力八段は「震災からもうすぐ7年になるが、復興は道半ばと感じた」と大船渡の印象を語り、「いい碁を見せ、一局でも多く打てるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。
 初日の対局は15日午前9時に始まり、午後4時半以降に封じ手の予定。2日目の16日は午前9時に再開し、会場で正午から大盤解説会がある。宮崎龍太郎七段が解説、木部夏生二段が聞き手を務める。
 実行委は、小学生囲碁大会の開催や地元の景勝地・碁石海岸にちなんだ「囲碁神社」への棋士との参拝で対局を盛り上げる。


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2018年02月15日木曜日


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