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双葉郡の2次救急担う 医療センター4月23日開院 福島・富岡

 福島県は富岡町に整備を進める「ふたば医療センター付属病院」(30床)を、4月23日に開院する方針を明らかにした。東京電力福島第1原発事故で被災した双葉郡の2次救急を担うとともに、入院を通じた食事指導にも当たり、帰還した住民らの健康を守る。
 救急科と内科を開設する。平日は院長と非常勤医師4、5人、休日は非常勤医師2、3人を配置。第1原発の廃炉作業などに携わる関係者や住民らの救急外来に24時間対応する。
 入院による食事指導などは地域の糖尿病患者らを対象に実施。服薬方法なども指導する教育プログラムを用意する。
 出動が多い県所有のドクターヘリが使えない事態を想定し、多目的ヘリを民間から借りる形で導入。病院のヘリポートに常駐させ、患者搬送にとどまらず、患者家族の移送や医薬品の運搬などにも利用する。
 医療センターは付属病院内に入り、同病院と、2016年2月に開所した「ふたば復興診療所」(楢葉町)を管轄する。
 双葉郡内の医療機関は原発事故前、歯科などを含め80カ所にあったが、現在は仮設なども合わせて12カ所で、入院機能を持つのは1病院のみ。18年度の開設も2病院にとどまり、施設と医療・介護人材の確保が課題となっている。


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2018年02月15日木曜日


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