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<東北大雇い止め>非正規職員の2人 大学幹部を仙台労基署に告訴

 東北大が3000人規模の非正規職員を3月末から順次雇い止めにする問題で、同大の非正規職員2人が16日、雇用期間を最長5年に変更するなどした2015〜17年の就業規則改正は労働基準法違反に当たるとして、里見進総長ら大学幹部を仙台労基署に告訴した。
 告訴状によると、労基法では就業規則を変更する際、過半数以上の労働者から選任された代表者の同意を得るよう使用者に義務付けるが、資料で確認できる04年以降、大学側は対象の労働者に非常勤講師らを含めておらず、手続き上の不備があると指摘した。
 宮城県庁で記者会見した大学事務補佐員の男性(46)は、大学の姿勢は雇用の安定を図る13年4月施行の改正労働契約法の理念に反すると説明。「規則の改正は、法律の裏をかこうとする教育機関にあるまじき行為。諦めずに見直しを訴えたい」と話した。
 東北大は「告訴状の内容を承知していないため、コメントは差し控える」との談話を出した。


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2018年02月17日土曜日


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