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<平昌五輪>羽生「幸せ感じた」久々の声援に感謝

SPの演技を終え、笑顔でブライアン・オーサー・コーチ(右)の出迎えを受ける羽生選手=江陵(写真部・川村公俊撮影)

 平昌冬季五輪第8日の16日、フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)でソチ冬季五輪王者の羽生結弦選手(23)=ANA、宮城・東北高出=が首位に立った。右足首を故障し、4カ月ぶりの復帰戦。羽生選手は演技後の会見で、スタンドを埋め、熱い声援を送った日本のファンへの感謝の言葉を並べていた。

 羽生選手がリンクサイドに現れた瞬間から、会場のボルテージは上がった。日の丸の旗で観客席が埋まり、大きな拍手が湧き起こる。技の一つ一つに大声援が送られた。最後の連続ジャンプに成功すると、SP首位を確信したように歓声がやまなかった。
 演技後、トップ3選手による記者会見。満面の笑みの羽生選手がいた。「こんなにも応援されるアスリートは限られる。試合で力を発揮できるのはみなさんの応援があって、それに応えたいと思えるからこそ」。試合内容やフリーへの意気込みについては短い言葉で濁す場面もあったが、ファンへの思いは熱く語った。
 昨年10月にけがを負い、試合ができないまま4カ月。練習で好調とはいえ、不安もあったのだろう。「前回ソチ五輪はSPでノーミスだった。そこにすがりたい気持ちもあった」。大勢のファンの前に立ち、気持ちは高まった。「久しぶりに声援を聞き、スケートをする幸せを感じた。パワーをもらい、無事に滑り切れた」
 66年ぶりの連覇が懸かる17日のフリー。再び大応援団が背中を押してくれるはずだ。(平昌=佐藤夏樹)


2018年02月17日土曜日


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