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<平昌通信>そして誰もいなくなった

 フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の前日練習が15日、会場の江陵アイスアリーナの本番リンクでありました。練習は有料で公開されています。多くの観客は羽生をお目当てとした日本人ファンでした。
 不測の事態が起きました。午後9時。羽生が登場するはずの最終組に現れたのは、中国の金博洋のみ。他の選手は翌日に向けた調整を優先し、参加しませんでした。しかも、金も自分の曲かけ練習が終わると早々に退場。リンクには誰もいなくなりました。
 むなしく流れる羽生のSPの楽曲「バラード第1番」。日本のファンはさぞがっかりしただろう、でもなぜ誰も席を立たないんだろう。そう思っていると、衝撃的な光景が…。
 曲が終わった瞬間、無人のリンクに向かって割れんばかりの拍手が沸き起こりました。ファンの熱意には頭が下がるばかりです。
(佐藤夏樹)


2018年02月17日土曜日


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