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<仙台満店>お気に入りの靴 一から

教室参加者が作っている最中の靴。現在、大学生から70代まで20人ほどが靴作りを楽しむ。もの作りや靴が好きという理由以外に、足に合う靴があまりないという人も多い
菅沼さんは趣味のスキーを通して靴と足の関係に興味を持ち、靴作りの世界へ。「完成した靴に足を入れ満足した表情に出合うのがうれしい」
ベビーシューズ作り(1万800円・材料費込み)も人気。中敷きに名前やメッセージを入れることができる

◎作る楽しみ/菅沼靴工房(仙台市青葉区)

 デザインが良くて、歩きやすくて…。長くお気に入りになる靴には、なかなか出合えないもの。振り返れば私も常に迷い探し続けています。ならばいっそ自分で作ってみては!
 青葉区立町「菅沼靴工房(すがぬまくつこうぼう)」の手作り靴教室では、好きな革の素材や色、形の靴を作ることができます。オーダーメードではなくハンドメード。プロの道具で本格的な靴作りに挑戦できます。
 店主の菅沼康行さん(48)が工房と教室を開いたのは4年ほど前。東京で靴修理の仕事をしながら一般向けの靴教室の手伝いをしていた時、「暮らしや好み、考え方が反映された、その人なりの一足が出来上がる。履く人自身が作るのが一番いい靴になる」と感じたのがきっかけだそうです。
 作るものによりますが、完成までは週1回(3時間)通ってだいたい5カ月かかります(入会金、月謝各1万800円、材料費6000〜1万2000円)。木型を足に合わせる補正や試作して形を調整する作業など、工程が多く大変そうでも何とも豊かな時間に思えます。
 「靴との本当の付き合いは完成後」と菅沼さん。履いて歩いて微調整や手入れをしながら足になじませていきます。一足作るとまた作りたくなるようで、家族の贈り物にする人もいるとか。「いい靴はすてきな場所に連れて行ってくれる」というフランスのことわざがあります。自分で作った靴なら、どこへでもすてきな気持ちで出掛けられそうですね。(せ)

<メモ>仙台市青葉区立町21の5ライオンズマンション西公園第二103▽午前10時〜午後10時(土・日曜は午後5時まで)▽月曜定休。その他臨時休業あり▽月4回の月謝制。曜日・時間の詳細は問い合わせを▽スリッパ作りワークショップも開催▽022(796)5682。


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2018年02月19日月曜日


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