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情報科学の視点で次世代交通考える 仙台でシンポ

 情報科学の視点から次世代の交通ネットワークを考えるシンポジウムが18日、仙台市青葉区の東北大大学院情報科学研究科棟であった。自動運転の実効性や渋滞対策、過疎地域の交通網の維持・構築といった課題を数学や哲学の論点も交えて議論した。
 約70人が参加。同研究科の教授ら6人が講演とパネル討論を行った。赤松隆教授は渋滞緩和策として、渋滞発生地点を特定時間帯に通行できる権利を付与する仕組みを提案。「旅客機や列車の指定席は予約制で当然、渋滞は発生しない」と述べた。
 東北大未来科学技術共同研究センターの鈴木高宏教授は自動運転技術の可能性を「ビジネスモデルと捉えるのではなく、持続的な地域交通を支えるための手段と考えるべきだ」と指摘。
 哲学が専門の森一郎情報科学研究科教授は、工事が本格化したリニア中央新幹線を取り上げ「実用には適さないと世界中で見放された『廃テク』。市民がブレーキをかけなければどこまでも進み始める」と科学技術へ警鐘を鳴らした。


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2018年02月19日月曜日


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