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<ベガルタ>進化に達成感 目標の「トップ5」へ手応え

サッカーテニスで汗を流す石原(中央)ら

 5年目となる「渡辺ベガルタ」の準備が整った。35日間にわたったキャンプでは今季の戦いに臨むためのメニューを順調に消化。渡辺監督は「いよいよ戦う状態にできた。MVPは全員」と笑顔で振り返る。表情には充実感がにじんだ。
 キャンプの成果を表現するなら「進化」だろう。新たな点では21年ぶりとなる沖縄からのスタート。温暖な気候の中、砂浜で走り込むなど体力強化に打ち込めた。「しっかり走り込めたのは収穫」と渡辺監督。シーズンを戦い抜く基礎になりそうだ。
 戦術面も更新を図った。昨季から取り入れた攻撃的な「3−4−3」の基本布陣を継続しつつ、中盤を厚くした「3−5−2」にも挑戦。ボランチでDF板倉やシャドーストライカー野津田を試すなど、臨機応変に複数のポジションをこなせるよう求めた。
 板倉は「仙台が目指すことはできた。充実したキャンプだったと思う」とにっこり。石原も「昨季より戦術の浸透は時間をかけてできた。新加入選手も理解している」と手応えを語る。
 2年連続のリーグ戦12位から目標の「トップ5(5位以内)」の達成に向けたスタートラインが近づく。「キャンプを終えた達成感から、開幕へもう1回スイッチを入れたい」と渡辺監督。富田主将も言い切る。「昨季より良いチームになったかどうかは結果が全て」。35日間で培った真の力が試される。(原口靖志)


2018年02月19日月曜日


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