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<江戸清吉コレクション展>茂吉ら文豪の筆跡100点 被災経て修復

斎藤茂吉が江戸清吉に宛てたはがき(手前)

 宮城県亘理町の町郷土資料館で17日、企画展「文豪たちの筆跡〜江戸清吉コレクションの原稿・手紙・短冊」が始まった。東日本大震災で被災後、修復された江戸清吉コレクションのうち、夏目漱石ら著名人の肉筆の手紙など約100点を展示している。3月18日まで。
 コレクションは、同町荒浜の豪商江戸清吉(1884〜1938年)が収集した約3000点。震災で被災したが、研究者やボランティアらによって救出され、同館に保管されている。
 展示品は美術商からの購入品が中心だが、作家本人が清吉に宛てた書簡もある。清吉が斎藤茂吉の作品中の誤りを指摘し、茂吉が間違いを認めた手紙などもあり、清吉が作品を熱心に読んでいたことが分かる。
 生原稿は夏目漱石「文鳥」など貴重な資料が並ぶ。作家が和歌などをしたためた短冊は修復が済んだばかりの作品が多く、ほとんどが初展示となる。
 入場料は一般100円、高校生以下無料。月曜と23日は休館。連絡先は同館0223(34)8701。


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2018年02月19日月曜日


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