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<ほっとタイム>感謝の清掃 隅々まで

体育館を清掃する子どもたち

◎名取・閖上 新校舎へ巣立つ前に

 「子どもたちが大変お世話になりました」
 宮城県名取市不二が丘小で17日にあった感謝する会。同校の校舎を借りている市閖上小の南部比呂志PTA会長が不二が丘小側に謝意を伝え、参加した保護者や児童・生徒、教諭らと体育館を隅々まで磨き上げた。
 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた閖上小と閖上中は2011年4月、約8キロ内陸の不二が丘小に移って授業を再開させた。閖上中はその後、近くに仮設校舎を構えたが、閖上小の児童はずっと不二が丘小で学んできた。
 仮設住宅から知らない道を歩いての通学。慣れない環境での学習と、遠慮。児童・生徒はさまざまな思いを抱いたが、不二が丘小側が優しく見守ってくれたおかげで7年近い時が流れた。4月、閖上地区に開校する小中一貫校などへと巣立つ。
 「僕にとってはここが入学し、卒業する小学校。きれいにして返したい」。閖上小6年出雲大志君(12)は、ほうきの柄を力強く握った。(岩沼支局・桜田賢一)


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2018年02月20日火曜日


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