宮城のニュース

<仙台東西線>市民オンブズ「市の無利子貸し付けは違法」差し止め求め提訴へ

 仙台市から市地下鉄東西線を経営する市交通局への無利子貸し付けは違法だとして、仙台市民オンブズマンは20日、今後の貸し付けの差し止めを求める訴訟を今月末にも仙台地裁に起こす方針を固めた。
 オンブズマンは昨年12月、無利子貸し付けによる損害の穴埋めと貸し付けの差し止めを求める住民監査請求を実施。市監査委員は今年1月、「現段階で高速鉄道事業会計に資金不足はなく、負債解消は可能」として請求を退けつつ、今後の貸し付けは「開業後の実績値で収支推計するなど、慎重な検討が必要」との意見を付けた。
 オンブズマンは提訴する理由を「監査委員の指摘後も市は何ら具体的な対応を取っておらず、不適切な貸し付けが続く可能性がある」としている。
 監査請求によると、市の一般会計から高速鉄道事業会計への貸付総額は2015年度決算で103億円。市交通局は16年3月、市債管理基金から108億円を借り、一般会計からの借り入れ分を無利子で返還した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年02月21日水曜日


先頭に戻る