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これじゃ「贈ワイ」シャツ?織物会社が役場に提供 町は慌てて返却 なんと1着6万円

 福島県川俣町の織物製造会社が町に提供した絹のワイシャツ31着を巡り、「贈賄に当たりかねない」との指摘が出て、町が慌てて返却する事態が起きた。佐藤金正町長は20日の町議会全員協議会で「誤解を招いた」などと謝罪し、自身の報酬を月額3割削減(6カ月)とする意向を示した。
 町によると、ワイシャツは斎栄織物が佐藤町長と町幹部ら男性職員30人に試作のモニター用として提供。一人一人採寸して製作した。予定では8カ月間利用してアンケートに回答。同社はシャツを回収し、生地の傷み具合を調べ、新製品に生かす方針だった。
 同社は今月14日、ワイシャツを町役場に持参。贈呈式で役員は「(製品化されれば)フルオーダー約6万円で販売したい」などと話したという。その後、問題視する声が上がり、町は17日、31着全てを返却した。実際の製作費は1万円に満たないという。
 町によると、同社社長が会長を務める織物同業会は、町の織物関連施設の管理運営を受託。町は委託料として年約1000万円を支出し、会の運営補助として年72万円を助成している。
 町長報酬を減額する条例案は町議会3月定例会に提出し、4月実施の方針。
 同社の斎藤泰行社長は取材に「考えが足りず、認識が甘かった」と話した。


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2018年02月21日水曜日


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