宮城のニュース

63歳女性、あす喫茶店を開店 交流の場目指す 仙台・昭和町

オープン前の真新しい店内でコーヒーを入れる藤井さん

 損害保険会社を3年前に定年退職した仙台市青葉区の藤井敦子さん(63)が23日、青葉区昭和町の横町「仙台浅草」に喫茶店を開業する。退職前に30年以上通い続け、現在は閉店した喫茶店のように地域に親しまれる店を作りたいとの思いをかなえた。「定年を過ぎてもまだまだ現役」と、新たなチャレンジに張り切っている。

 藤井さんは現役時代に出勤前、青葉区の市地下鉄北四番丁駅近くの喫茶店「もめん茶屋」に立ち寄り、新聞や本を読むのが日課だった。昔ながらの喫茶店の雰囲気があり、付近で働く人や住民に親しまれていたが、数年前に店主が高齢を理由に店を畳んだ。
 昨年春ごろ、藤井さんは仙台浅草に閉店する飲食店があると聞き、もめん茶屋の店主と相談。姉妹店として「喫茶室木綿糸(もめんいと)」の店名も譲り受けて跡地に出店を決め、12月に内装工事を始めた。
 喫茶室木綿糸はひきたてのコーヒーに加え、朝はおにぎりとみそ汁、小鉢1品のモーニングセット(600円)、昼はもめん茶屋の看板メニューだった「仙台みそトースト」などのランチセット(860円)などを提供する。
 藤井さんと同年代の女性4人が接客を手伝い、2階は手芸やアクセサリーの展示・販売、着物の着付け教室など交流の場として貸し出す。
 藤井さんは「これまでの仕事とは全く違うことを始めたかった。働いている女性や地域のお年寄りが気軽に立ち寄ることができるお店にしたい」と話す。
 連絡先は喫茶室木綿糸022(346)0343。


関連ページ: 宮城 社会

2018年02月22日木曜日


先頭に戻る