宮城のニュース

<ほっとタイム>光る接客車内快適に

乗客に笑顔であいさつする小畑さん(左)

◎バス運転士の夢かなえた女性

 「寒い中、お待たせしました。足元に気を付けてどうぞー」。1月中旬、仙台市太白区内を走る宮城交通の路線バスに乗り込む客たちに、運転士の小畑順さん(45)が明るく声を掛けた。
 降車時には一人一人に「ありがとうございました。気を付けて行ってらっしゃいませ」と笑顔を向ける。入社3年目。優れた接客の運転士に贈られる社内の賞を一昨年から2年連続で受賞した。
 バスの運転士になるのが幼い頃からの夢。20代の時に「運転士になりたい」と同社に連絡したが、バスガイドを勧められ、一度は諦めた。子育てが一段落した4年前、女性運転士の積極採用に転じた同社を紹介する新聞記事を読んで応募し、採用された。
 ファンも多い。地下鉄に乗るため駅に向かっていたのに、運転する小畑さんを見掛けてバスに切り替える乗客もいるという。
 「仕方なくバスに乗っている人もいるかもしれないが、少しでも楽しく、快適に乗ってほしい」
 夢をかなえた喜びが、自然と態度に表れている。(報道部・氏家清志)


関連ページ: 宮城 社会

2018年02月23日金曜日


先頭に戻る