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宮城の安全、誰がマモルンジャー?学生防犯ボランティアの大半が卒業 県警、新入生に参加呼び掛け

県警から感謝状が贈られた「みやぎマモルンジャー」のメンバーら。いずれも仙台大4年の(左から)斉藤さん、葛西さん、佐藤美鈴さん

 宮城県内の大学・短大生による防犯ボランティア団体「みやぎマモルンジャー」の2017年度の活動が終了した。活動を支えてきたメンバーの大半が今春、大学を卒業する。登録者はわずか2人となり、県警は18年度以降の活動継続を目指し、新入生らに参加を呼び掛ける方針だ。

 県警本部で16日、活動報告会があり、代表の仙台大4年葛西智奈さん(22)ら3人のメンバーが17年度の取り組みを振り返った。県警の針生啓司生活安全企画課長が一人一人に感謝状を手渡し、「キャンペーンやパトロール活動のおかげで県民の防犯意識の向上に結び付いた」と感謝した。
 17年度の登録者は大学3年から大学院1年までの男女8人。夜間に仙台市地下鉄南北線の泉中央駅付近をパトロールしたり、警備業界のPRイベントに参加するなどの活動を続けた。
 学生生活4年間を通じて活動した仙台大4年斉藤雅生(まさき)さん(22)は、郡和子仙台市長や高須一弘県警本部長らと共に市中心部の繁華街で実施した巡回活動を振り返り、「多くの市民に防犯活動の重要性を意識してもらえたと思う」と話した。
 みやぎマモルンジャーは10年に結成。最多時には50人以上の登録者がいたが年々減少し、今春に6人が大学を卒業後は2人のみとなる。県警は刑法犯の認知件数が近年減っていることなどもあり、防犯意識が希薄化していることが登録者減につながっているとみている。
 県警生活安全企画課の佐藤淳管理官は「防犯ボランティアは高齢者が多く、活発に動ける若手の力が必要だ。市民の注目度も高く、より効果的な啓発につながるので、ぜひ参加してほしい」と話している。


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2018年02月23日金曜日


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