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<ベガルタ>去りゆく友のために 平山と同級生GK関「彼の分も頑張る」

練習でシュートをセーブするなど軽快な動きを見せた関

 去りゆく友のためにゴールを守る。GK関が22日に引退会見に臨んだ平山への思いを胸に今季に挑む。2人は長崎・国見高の同級生で、2003年度に全国制覇を果たした仲間。仙台で再び共にピッチに立つ夢はかなわなかった。プロ11年目の守護神は「彼の分も頑張る」と決意を抱く。
 22日は仙台市の紫山サッカー場で約2時間、25日の柏との開幕戦(ユアスタ仙台)に向けて調整。ミニゲームで果敢にセーブを試み、切れのある動きを見せた。「『さあやるぞ』という気持ち。調子はまずまずだと思う」と意気上がる。
 友の無念を背負い、闘志をみなぎらせる。現役を退く平山に「やめてほしくない。踏ん張れ」と慰留したが、意思は固かった。「チームメートの中で彼のことを一番知っている。(平山)相太の立場になったら、悔しくてかなわない」とおもんぱかる。
 練習前、引退のあいさつに訪れた平山の顔をずっと見続けたという。「あいつとは最後になるな」。チームに別れを告げる姿を目に焼き付けた。「自分は元気にサッカーをできている。感謝の気持ちを忘れず、1年間やりたい」と誓う。平山も会見で「自分がプレーできない分、関がやってくれると思う」と託した。(原口靖志)


2018年02月23日金曜日


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