福島のニュース

福島・三春に弦楽合奏団 住民グループが参加者募り結成、来月4日初公演「従来の型破りたい」

演奏会に向けて練習に励む団員ら=福島県三春町のまほらホール

 福島県三春町に弦楽合奏団が誕生した。住民グループ「三春アンサンブル支援会」が参加者を募って実現した。初の演奏会は3月4日、地元の三春交流館「まほらホール」で開く。団員らは「従来のクラシックの型を破った演奏を届ける」と練習に励む。

 団員は県内外のバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス奏者計12人。従来の支援会の「三春アンサンブル弦楽四重奏」メンバー4人に8人が加わった。
 まほらホールで今月18日にあった練習では、レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」などの音合わせをした。新たに加わった郡山市の会社員佐々木大介さん(27)=バイオリン=は「社会人になってからアンサンブルの機会が少なかった。全体のバランスを意識しながら自分の色を出す」と意気込む。
 支援会は2003年、まほらホール開館を受け、地元有志がオーケストラ創設を目指し結成。弦楽四重奏などによる気軽に聴けるクラシック音楽を町民に提供してきた。若手音楽家の支援や学校での音楽教育も実践。開催した演奏会は41回、小中学校での音楽鑑賞会は30回に上る。87の個人と団体が会員となっている。
 支援会は昨年、発足から15年目に入り、管弦合奏団の創設を決定。10月にメンバーを募集した。
 支援会創設メンバーの井上聡さん(57)=バイオリン=は「オーケストラ結成の夢に一歩近づく。型破りで町民に面白いと言ってもらえる演奏を目指す」と話す。弦楽合奏団は今後、支援会が開く年2回の演奏会のうち1回に出演する方向だ。
 初の演奏会は午後2時半開演。入場料1500円(小学生以下無料)。連絡先は支援会事務局井上礼子さん080(6016)0218。


関連ページ: 福島 社会

2018年02月23日金曜日


先頭に戻る