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障害ある人もお泊まり安心 宮城県内のバリアフリー施設ガイド完成

「宮城バリアフリー宿泊ガイド」をアピールする伊藤さん(左)ら

 仙台バリアフリーツアーセンター(仙台市青葉区)は、宮城県内でバリアフリー対応している宿泊施設をまとめたガイドブックを発行した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、バリアフリー施設やツアーへの理解を広め、受け入れ態勢を向上させる狙いがある。

 「宮城バリアフリー宿泊ガイド」は、県内でバリアフリーの客室を整備している17の宿泊施設を紹介。貸し出し車椅子の台数や、車椅子で食事ができるレストランの有無といった基本情報に加え、浴槽やトイレの写真も複数掲載し、障害の程度や種類に合わせて施設を選べるように編集した。
 ガイド制作は昨年秋に始まった。県内で宿泊事業者として登録する全928事業者にアンケートなどを行ったが、回答があったのは47施設。最終的に掲載できたのは17施設だけだった。
 同センターは「バリアフリー設備の宿泊施設はもっとある。ただ、対応室数が少ないなどの理由から、積極的に情報を公開しないケースが多い」と分析する。
 宿泊ガイドに続き現在、バリアフリー観光ガイドの発行も目指している。東京五輪・パラリンピックを視野に入れ、障害がある人でも県内をスムーズに旅行できるルートやプログラムを紹介する予定だ。
 理事長の伊藤清市さん(44)は「東京五輪・パラリンピックで国内の観光客数が増えれば、バリアフリー観光の需要も高まる。宿泊施設や観光関係者は対応に力を入れてほしい」と訴える。
 宮城バリアフリー宿泊ガイドは1000部発行し、先着100人に1部無料で配布している。連絡先は仙台バリアフリーツアーセンター022(726)7503。


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2018年02月24日土曜日


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