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<CF>原発事故の被災地ドローンで空撮 歩む福島伝えたい

 東京電力福島第1原発事故の被災地の町並みを小型無人機「ドローン」で撮影して公開しようと、有志グループがインターネットのクラウドファンディング(CF)で出資を呼び掛けている。変わりゆく町を記録し、ありのままの姿を広く発信。現地を正しく理解してもらう考えだ。
 「原発被災地保存プロジェクト」と題し、避難指示が出た福島県内12市町村を帰還困難区域を含めて空撮する。ともにプロジェクト共同代表で、ドローン講師の平田雅之(44)=千葉県=と地元楢葉町出身の映像作家松本淳さん(37)が撮影する。
 CFサイト「キャンプファイヤー」で300万円を目標に資金を募る。撮影や映像編集など活動費に充てる。避難指示が解除されて活力が戻りつつある地域の現状や魅力も記録する。ネットでの発信に加え、県外で報告会を開くなどして風評の払拭(ふっしょく)も目指す。
 平田さんは「普通の生活が営まれている被災地の現状を伝えたい」と説明。解体が進む住宅を映像で記録する活動に取り組む松本さんは「多くの人が福島に足を運ぶきっかけになればいい」と話す。


2018年02月24日土曜日


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