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一本釣り伝統守る 遠洋カツオ漁に新船 塩釜

地元の小学生も見学した第37明豊丸のお披露目式

 宮城県塩釜市の明豊漁業が遠洋カツオ一本釣り漁船「第37明豊丸」(499トン、30人乗り組み)を新造し、24日、市魚市場で披露した。市場関係者は、生鮮マグロに続く魚種の柱の一つとして冷凍カツオの水揚げ増に期待を寄せた。
 明豊丸は、明豊漁業にとって3隻目の遠洋カツオ一本釣り漁船。魚のうま味を閉じ込める独自の冷凍設備を導入し、漁獲した魚を344トン積む能力がある。建造費は約14億円で、国の支援事業を活用した。
 3月から太平洋南方海域でカツオやビンチョウマグロを漁獲し、塩釜港には年1500〜2000トンを水揚げする計画。資源管理や環境保全に配慮した漁業にお墨付きを与える国際機関「海洋管理協議会」(MSC)の認証を取得する。
 塩釜船籍の遠洋カツオ一本釣り漁船が新造されるのは「恐らく初めて」(地元漁業関係者)。24日は地元小学生ら200人が真新しい船内を見学した。松永賢治社長は「一本釣りという漁法を後世に伝えていきたい」と強調した。


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2018年02月25日日曜日


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