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<切込の裸カセドリ>顔に墨 厄よけ願う 泣き笑い

小学6年の孝之君(左奥2人目)、隆誠君(3人目)も男衆に加わり、住民に墨を付けた

 宮城県加美町宮崎地区の切込集落で24日夜、宮城県無形民俗文化財の小正月行事「切込の裸カセドリ」があった。火よけと厄払いを願い、腹帯姿の男衆15人が住民の顔に墨を塗って回った。
 午後7時45分ごろ、わらを束ねた「ワラボッチ」をかぶり、「へそび」と呼ばれる釜のすすを顔に塗った男衆が水を浴びて出発。訪れた家で「ご祝儀、ご祝儀」と唱えながら家人の顔に墨を塗り付け、料理や酒でもてなされた。
 男衆は15歳以上が原則だが、近くの旭小(児童21人)が2018年度限りで閉校するため、特別に児童2人も加わった。ともに6年の檜野隆誠君(12)は「思ったより寒くなかった」、檜野孝之君(12)は「神様になった気分」と話した。
 カセドリは「火勢を取る」という意味で、200年以上続くとされる。


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2018年02月25日日曜日


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