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<米軍機タンク投棄>海自がタンクの一部回収 米軍側に引き渡し

クレーンで米軍の車両に積み込まれる燃料タンクの破片=24日午後0時5分ごろ

 米軍三沢基地(三沢市)所属のF16戦闘機が青森県東北町の小川原湖に燃料タンク2個を投棄した問題で、海上自衛隊大湊地方総監部(むつ市)は24日、潜水調査でタンクの大小複数の破片を発見し、湖底から回収した。
 海自は回収した破片を漁協の漁船で近くの湖岸まで運び、クレーンなどで陸上に引き揚げた後、日米地位協定に基づき米軍側に引き渡した。
 調査に立ち会った県の担当者によると、25個のアルミ製の破片を回収した。長さ約3メートル、幅約1メートルの大きな2個はともにタンク本体の一部と主翼に接続する部品だった。0.2〜1メートル四方未満の23個についても、タンクの一部と米軍が確認したという。
 米軍は見つかった破片を三沢基地に持ち帰り、回収率を調べている。県の担当者は「回収率が判明したら連絡が来る。ただ、分析にどの程度の時間がかかるか分からない」と話した。
 24日の調査には大湊地方隊所属の35人が参加。音波探知機(ソナー)による23日の前回調査で反応があった4カ所を囲むように、推定落下地点の半径50メートルの範囲で隊員8人が潜水。ソナー反応がより強かった水深約10メートルの2カ所から破片を発見した。
 ソナーを使った湖底の調査も行い、新たに5カ所で反応があった。このうち2カ所は潜水によって何もないことを確認済み。海自は25日、残る5カ所に潜水する予定。


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2018年02月25日日曜日


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