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<耐性菌院内感染2人死亡>経路など特定できず 郡山市保健所調査

 郡山市の総合南東北病院で抗生物質が効きにくい「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)」の院内感染が発生し、入院患者2人が死亡した問題を巡り、市保健所は24日、「感染経路や感染源の特定はできなかった」とする調査結果を公表した。感染者は4人増えて計21人となった。
 調査は19〜23日、国立感染症研究所などと共同で実施。医師への聞き取りやカルテなどに基づき、感染者が利用した院内施設や使われた医療器具を調べた。市保健所の阿部孝一所長は「医療器具の使用状況や医師や看護師との接触などで、感染者の間に完全に一致する点はなかった」と説明した。
 市保健所は近く、院内感染の専門医らを集めた第三者委員会を設置。原因解明に向け調査を続けるとともに、再発防止策を講じる。
 CREによる感染は昨年12月に見つかり、今月15日までに17人の感染を確認。うち5人が発症し、胆管がんと脳幹部出血で入院していた80代の2人が死亡した。追跡調査で4人の保菌が新たに確認された。


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2018年02月25日日曜日


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