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<震災7年>石巻大川小保存へプレゼン 3者が整備案説明

 東日本大震災の津波で児童と教職員84人が犠牲となった石巻市大川小の遺構保存に向け、調査・基本設計業務などの委託先を選定する公開プレゼンテーションが25日、市役所であった。
 公募型プロポーザルに応募した3者(名前非公表)が整備案を説明。それぞれ(1)街並みの記憶、遺構、追想の各ゾーンを配置する(2)敷地中央に管理棟を整え、伝承エリアと鎮魂エリアに距離を置く(3)大川小の歴史、震災当時の状況などを学ぶ五つのルートを設ける−などと提案した。
 大川小の児童遺族や卒業生、住民ら計7人の選定委員は、「大川小の遺構から学ぶ防災とは何をイメージしているか」「震災を経験していない世代に向けてどのように伝えていくのか」などと質問した。
 委託候補者の選定を経て、市は3月に契約を結ぶ予定。委託費は最大5500万円で、2019年度末の遺構整備完成を目指す。
 市の整備方針によると、震災伝承エリアと慰霊・鎮魂エリアを整え、両エリアを植栽で仕切る。校舎への立ち入りは制限し、被災した渡り廊下や体育館跡などは現状のまま保存する。


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2018年02月26日月曜日


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