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<NPOの杜>子どもの貧困を断ち切る

 社会の大多数の人たちが当たり前と思っている「ご飯を食べ、友達と遊び、勉強し、必要なときは病院に行き、望めば高校や大学進学に挑戦できる」といったことが時にはできない状況にある貧困家庭の子どもは、2016年の国民生活基礎調査で7人に1人という結果が出ています。過去最悪だった13年調査に比べ多少改善したものの、子どもの貧困率は先進国の中でも高く、一人親世帯の貧困率に至っては最悪レベルです。
 特に心配されるのは、親が子どもの教育に関心を持つ余裕がない貧困家庭で育った子どもは、学力や自己肯定観が低いまま大人になってしまい、自立できずに貧困が連鎖すると言われていることです。
 この貧困を断ち切ろうと、子どもを多面的に支えるNPOがあります。夜遅くまで一人で過ごす小学生を対象に、みんなでご飯を食べて勉強したり遊んだりする場や、基本的な学力の向上や受験サポートをする学びの場を開設する他、保護者の相談に乗ります。
 現在、NPO法人STORIA(ストーリア)が仙台市宮城野区と泉区で、NPO法人アスイクが仙台市、岩沼市、白石市他で開設しています。必要な子どもに情報を。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 堀川晴代)


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2018年02月26日月曜日


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