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<マルカン大食堂>1周年でイベント 空きフロア活用の構想

大食堂の再開1周年を祝い、ファンらが集まった懇親会

 昨年2月に営業を再開した岩手県花巻市の老舗デパート「マルカンビル」の6階にある大食堂で24日夜、1周年記念イベントがあった。空きフロアなどの活用方針が新たに示され、約120人のファンや関係者が節目を祝った。
 8階建てのマルカンビルを運営する市内のまちづくり会社「上町家守(やもり)舎」の小友康広代表(35)が講演。1年を振り返り「ここにいる誰が欠けても、今日を迎えることはできなかった」と感謝を述べた。
 小友代表によると、建物の耐震工事は3月末に基本設計を終える。工期や工法は未定だが、店舗として使っていない地下1階をスケートボードパーク、2階を「花巻おもちゃ美術館」として利用する考えを示した。屋上に大浴場を設ける構想も明かした。
 大食堂の来客数は定休日を設けた影響もあり、閉店前と比べて減少。小友代表は地元利用者が混雑を避けていると分析し、「今は以前と変わらない来客数。多くの人に足を運んでほしい」と語った。
 懇親会では、閉店前に姿を消した「オムハヤシ」が限定メニューで登場し、参加者を喜ばせた。
 大食堂の再開を求めて署名活動に取り組んだ「マルカンプロジェクト」メンバーの大学1年奥山千恵子さん(19)=群馬県高崎市=は「地元に多くの人が集まる場所があるのはやっぱりうれしい。これからも変わらないマルカンであってほしい」と笑顔を見せた。


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2018年02月26日月曜日


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