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シナイモツゴ保全に理解を 大崎でシンポ

里山の水辺周辺の自然再生を考えたシンポジウム

 大崎市のNPO法人シナイモツゴ郷(さと)の会などが主催する「水辺の自然再生ミニシンポジウム」が10日、同市鹿島台の尾梶会館であった。
 会員ら約40人が参加し、会員や研究者ら約15人が研究事例や日頃の活動を発表。絶滅危惧種の淡水魚シナイモツゴを保全する郷の会の活動の様子や、外来種として駆除しているアメリカザリガニの調理例などを紹介した。
 平山周作市産業経済部長は、昨年12月に世界農業遺産に認定された大崎耕土の特色を説明。水の巧みな活用が自然景観や豊かな生態系の保全につながっているとし、「多様な人たちが保全活動に参加することで、大崎耕土の価値への共有理解が進む」と呼び掛けた。
 郷の会の安住芳朗理事は、旧品井沼周辺のため池群で行っている外来魚駆除などの活動を紹介。「絶滅危惧種の生息池を増やして保存体制を安定させ、世界農業遺産の一翼を担うため、池群を次世代に継承していきたい」と訴えた。


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2018年02月28日水曜日


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