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<楽天>則本+岸で30勝を 佐藤コーチ、充実の先発陣に期待

ブルペンで松井(右)の投球フォームをチェックする佐藤投手コーチ=沖縄県金武町ベースボールスタジアム

 沖縄キャンプを終えて対外試合に臨む東北楽天の先発投手陣が、例年になく充実している。先発6枠のうち、則本、岸、美馬の3本柱が既に枠を確保。昨季8勝の左腕辛島、高卒2季目の有望株藤平も当確の状況だ。ソフトバンクから4季ぶりに復帰した佐藤義則投手コーチは各投手への期待感を語る。
 「則本は何の問題もない調整ぶりだ。20勝する力があるし、本人とも『今季は投手タイトルを全て取ろう』と言っている」。昨季15勝の大黒柱に全幅の信頼を置く。実戦初登板だった25日のDeNA戦は盤石の内容で3回無失点と力投した。
 則本とダブルエースの岸にも「同じく期待する」。昨季は好投しても白星に恵まれず8勝。「今季は(則本と岸の2人で)30勝以上はしてもらいたい」と結果を求める。昨季自己最多の11勝した美馬も含め、「3人はけがさえしなければ大丈夫」と太鼓判を押す。
 3本柱に続く顔ぶれでは藤平を高く評価し、「辛島を抜いて4番目に入るかも」とまで言う。2014年まで6季コーチを務めた時、田中(ヤンキース)の飛躍を後押しした名伯楽も、まれに見る逸材に「運動能力なら田中よりも数段上だ。のみ込みも早いし、もっと良くなる」と目を細める。藤平は24日の広島戦まで2試合連続で3回を完璧に抑える結果で応えた。
 6枠目に古川、池田らがひしめく中で「うまくいけば使える」と台頭の可能性を感じるのが、菅原と浜矢。特に浜矢は辛島に続く左腕と位置付ける。制球に不安があり、23日の日本ハム戦で3回7失点も「ブルペンでの球を試合で投げてほしい。自信を持たせたい」と親心をのぞかせる。
 5季ぶりの日本一を目指す今季に向け、「王座奪還を狙う力は付いてきた。10勝以上も4人くらいならいけそうかな。チーム防御率も3点台以下になれば言うことない」と青写真を描く。(金野正之)


2018年02月27日火曜日


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