福島のニュース

<復興拠点>福島・飯舘村は長泥に100ha 年度内に申請へ

 福島県飯舘村は、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域に指定されている長泥地区について、約100ヘクタールを対象に「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)を設けることを目指す方針を決めた。村議会の了承を得て、年度内に整備計画を国に申請したい考え。

 方針は25日、村内であった長泥地区の行政区臨時総会で村が説明。住民側から異論は出なかった。
 対象は、行政区が村に整備を求めていた「ミニ復興拠点」の区域を含む。環境省が除染土を再利用する実証事業に取り組む用地にも範囲を広げた。
 行政区は現在の集会所や体育館、グラウンドがある場所に、宿泊できる施設や災害公営住宅の整備を求めており、村は国による除染やインフラ整備を進め、居住可能にする方向。実証事業の用地は園芸作物の農地などに利用し、営農再開につなげることを目指す。
 地元行政区長の鴫原良友さん(67)は「長泥の復興計画がようやくスタートする」と期待する。
 長泥地区の人口は1月末時点で252(74世帯)。村が1月に実施した調査では49世帯が帰還の意向を示している。


2018年02月27日火曜日


先頭に戻る