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<被災海岸林>再生考えるフォーラム「人との関わり修復を」

海岸林再生の課題などを探ったフォーラム

 東日本大震災で被災した海岸林の再生を話し合うフォーラムが、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパスであった。
 日本海岸林学会の吉崎真司会長が、仙台湾岸などに植林されたクロマツや広葉樹の現状を紹介。「砂丘ではなく、山から運んだ盛り土に植えたため排水などに課題を抱える。長期のモニタリングが必要で、海岸林と人との関わりも修復してほしい」と強調した。
 東北学院大の菊池慶子教授は、戦中、戦後は国・県有林の植林に地元住民が関わり、枯れ松葉を燃料にしたり、キノコを採取したりと海岸林を共同利用してきた経緯を紹介。「震災で集落が解散し、暮らしに不要となった今、後背地の田畑を守る防災林や生物多様性の意義を知ってもらわなければならない」と話した。
 東北学院大、東京情報大などの研究者でつくるプロジェクトチームが24日開催。約100人が参加した。


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2018年02月28日水曜日


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