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子育て世帯の移住に奨励金 福島・富岡町、住民帰還促進

 福島県富岡町は27日、子育て世帯の移住促進や生活支援の奨励金制度を新年度に創設することを明らかにした。移住は1世帯当たり最大30万円、生活支援は子ども1人につき年18万円を最長3年間支給する。
 同日の町議会全員協議会で説明した。町は昨春、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部を除き解除され、住民の帰還促進と並び人口減への対応が急務となっている。
 支給条件は(1)昨年4月以降、町内を生活拠点としている(2)町に住民登録がある(3)15歳までの子どもを扶養している(4)15歳までの子どもが3年以上継続して居住する−など。制度は4月1日から10年間続ける。
 町は既に、早期帰還者に移転補助金(県外から移転する場合は最大15万円、県内からは最大10万円)を交付している。補助金受給世帯への移住支援金は、補助金額を差し引く。
 2月1日現在の町内居住者は429人で15歳未満は3人。町の担当者は「未来を担う若い世代に早く戻ってほしい」と話した。
 町は協議会で、原発事故などの教訓を伝える町独自のアーカイブ施設について、町文化交流センター「学びの森」向かいの農地1万1500平方メートルを候補地に選んだことも報告した。


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2018年02月28日水曜日


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