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相馬沖ヒラメ バンコクへ 福島県産鮮魚、原発事故後初の輸出 今月末までに1トン見込む

市場関係者が血抜きしたヒラメを輸出用の箱に詰めた

 福島県の相馬沖で漁獲したヒラメ100キロが28日、タイ・バンコクに向けて出荷された。東京電力福島第1原発事故後、福島産鮮魚の輸出は初めて。現地の日本料理12店で食材として活用される。県によると、3月末までに1トン程度の需要が見込まれるという。
 相馬市の松川浦漁港に水揚げされたヒラメを地元流通業者が購入し、血抜き処理して箱詰めした。調理のしやすさを考慮し、体長60〜70センチを選んだ。マガレイ10キロも出荷し、共に羽田空港から空輸し、2日から現地で提供される見通し。
 漁港近くで出荷式があり、市場関係者が笑顔でトラックを見送った。相馬双葉漁協(相馬市)の立谷寛治組合長(66)は「輸出で安全・安心のイメージが広がれば、国内の風評克服にもつながる」と期待した。
 輸出は県の仲介で実現した。県は今後、福島産の輸入規制がない東南アジアなどで販路拡大を図る方針。


2018年03月01日木曜日


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