福島のニュース

「楢葉―富岡―川内」被災地つなぎ遠隔合同授業

3町村の小学校をテレビ会議用システムでつないで行われた合同授業=楢葉町

 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県の楢葉町、富岡町、川内村の小学校が、3カ所の教室をテレビ会議用システムでつなぎ、遠隔合同授業を行った。それぞれの教室の様子が複数の大型スクリーンに映し出され、児童計19人が古里を紹介し合った。
 復興庁の支援事業の一環で、児童数が減っている被災地の学校でも多人数で授業を受け、子ども同士で意見を交換する機会づくりが狙い。今後、原発事故で避難指示が出た12市町村での導入も検討している。
 この日は3町村から3年生と4年生が参加。楢葉町の児童が地元の木戸川を紹介すると、川内村の児童は画面越しに「ヤマメはいますか」と質問。終了後には富岡町の児童が「みんなで力を合わせて調べていて良かった」との感想を伝えた。
 避難指示の解除に伴い、富岡町など5町村では今年4月に地元で学校が再開する。復興庁の担当者は「この仕組みを活用すれば、避難中に一緒に授業を受けた生徒や児童と交流を続けられる。今後もそれぞれの学校のニーズに合わせ支援していく」と話した。


2018年03月01日木曜日


先頭に戻る