福島のニュース

<福島廃炉への道>3号機ドーム型屋根カバー取り付け完了

2018年2月1日〜28日

【2月】
 1日 東京電力は福島第1原発2号機で1月に実施した原子炉格納容器内部調査で、溶融燃料(燃料デブリ)とみられる堆積物が見つかった格納容器底部の空間線量が毎時7〜8シーベルトだったと発表した。原子炉圧力容器を支える台座の外側は15〜42シーベルトだった。
 7日 セシウム吸着装置「サリー」の変圧器が故障し運転停止。別の吸着装置「キュリオン」も点検中で一時、滞留水処理ができない状態になった。サリーは8日に運転再開した。
 8日 タンクエリアにある4.8トンがせき内に漏れた。放射性物質濃度は1リットル当たり1100ベクレルだった。
14日 汚染水の抜き取り作業を進めている2号機タービン建屋の床面付近で、毎時1シーベルトの空間線量を計測したと発表。近くには事故直後の高濃度汚染水を保管した復水器があり、高線量の原因を調べる。
21日 3号機からの使用済み核燃料取り出しに向け、建屋上部で設置を進めていたドーム型屋根カバーの取り付けが完了した。電気設備の工事などを続け、今年秋の搬出開始を目指す。
22日 3、4号機建屋の滞留水をくみ上げ、浄化後に直接、建屋に戻す配管「建屋注水ライン」の運用を始めた。滞留水の放射性物質濃度を下げるのが狙い。従来は原子炉注水に回しており、高濃度汚染水発生の一因となっていた。1、2号機でも3月に運用を始める。2019年度末までに滞留水の放射性物質の総量を4割低減する。
26日 1〜4号機建屋で発生した汚染水が8〜15日、一時的に急増したと発表した。排水路を補修した際に雨水が逆流し、凍土遮水壁内側の地下に流れ込んだのが原因とみられる。
27日 3号機原子炉建屋の内部にカメラや線量計を搭載した小型無人機「ドローン」を投入。1〜3階(高さ約17メートル)の吹き抜け部分に飛ばし、配管などの落下物が散乱している状況を確認した。空間放射線量は最大毎時15ミリシーベルトで、長時間の作業ができないレベルであることが分かった。


2018年03月02日金曜日


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