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宮城で強風吹き荒れる 交通機関混乱、けが人相次ぐ

強風で落ち葉が舞い上がる中を歩く人々=2日午後3時10分ごろ、仙台市青葉区五橋1丁目
強風ではがれたトタン屋根=2日午後6時30分ごろ、大崎市古川北稲葉

 発達した低気圧の影響で、県内では2日、JR在来線が始発から運休するなど交通機関が乱れ、一部の高校が休校したほか、強風によるけが人が相次いだ。
 JR東日本によると、東北線や常磐線などの県内全区間と仙石線、陸羽東線の一部が、始発から運転を見合わせた。仙山線は正午ごろから運休。各線は夕方から順次運転を再開したが、計363本が運休し、約8万8700人に影響した。仙台発着の高速バスは青森、弘前、盛岡間の計30本が運休した。
 県教委などによると、県内の公立高32校と仙台育英高、尚絅学院中高、仙台二華中、秀光中等教育学校が臨時休校。黒川高、涌谷高、利府高、聖ウルスラ学院英智高は始業時間を繰り下げた。
 塩釜市の浦戸小中は、島外の子どもが通学で乗る市営汽船が欠航する可能性を考慮し、マリンゲート塩釜の一室を借りて授業を実施した。県立支援学校女川高等学園と大河原南小は下校時間を繰り上げた。
 県警などによると、午後2時35分ごろ、仙台市太白区大野田5丁目の解体工事現場で風で飛ばされたベニヤ板が近くを歩行中の20代女性にぶつかった。女性は首などに軽いけが。午後3時40分ごろ、青葉区五橋2丁目の工事現場でブロック塀が倒壊し作業中の60代男性が足に軽いけがをした。
 仙台市消防局によると、午後4時50分現在、強風で転倒するなどして7人がけがをした。強風が原因の出動は計85件あった。
 午後5時半すぎには、大崎市古川北稲葉で倉庫代わりに使われていた住宅のトタン屋根がはがれ、飛ばされた。午後7時25分ごろ、白石市大平森合の東北自動車道上り線では、4トントラックが風にあおられて横転。運転手の50代男性が顔に軽いけがをし、同乗の40代男性も左脚にけがをした。
 東北電力によると、2日午後8時現在、県内は1日未明から延べ約1万2600戸が停電。仙台市と川崎、丸森両町の計670戸で停電が続いた。


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2018年03月03日土曜日


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