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<羽生結弦>政府、国民栄誉賞授与へ 地元・宮城から祝福の声

記者会見で金メダルを手に笑顔を見せる羽生選手=2月18日、韓国・平昌

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たした羽生結弦選手(23)=宮城・東北高出=に政府が国民栄誉賞を授与する方針を固めたことが分かった2日、地元の宮城県関係者からは一足早く祝福の声が上がった。
 母校の東北高の学園長で、県スケート連盟名誉会長の五十嵐一弥さん(72)は「冬季競技での国民栄誉賞は初めて。世界から愛され、応援される結弦君だから、国を超えてみんながお祝いするだろう」と声を弾ませた。
 全国からの義援金を届けるため村井嘉浩知事を訪ねた仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんは「すごいことですよ。機会があれば直接会って祝福したい」。富沢たけしさんは「ぜひもらってほしいです」と期待を寄せた。
 村井知事も取材に「国民栄誉賞にふさわしい活躍だったと思う。(正式に決まったら)県民を挙げて喜びたい」と述べた。
 スポーツ界も歓迎した。今季日本フットボールリーグ(JFL)に初昇格し、11日に初戦を迎えるコバルトーレ女川の村田達哉監督(45)は「五輪連覇は被災地を勇気づけた。われわれもその活躍に続きたい」とリーグ戦への励みになった様子だった。
 市民の間にも喜びが広がった。仙台市太白区のパート従業員丹野敏子さん(71)は「とっても誇らしい。羽生選手は人との接し方や話す時の言葉の選び方も素晴らしく、人間性も評価されたのだろう」と満面の笑みを浮かべた。
 仙台市内で祝賀パレードが検討されており、国民栄誉賞の授与が加われば華やぎを増す。郡和子市長は「羽生選手の偉業をみんなで喜び合うパレードの調整を早急に進めたい」と話した。


2018年03月03日土曜日


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