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<楽天>4番候補ついにお目覚め 内田、迷い消え長打力発揮

オリックスとの練習試合で3ランを放った内田=2月27日、清武SOKKEN

 将来の4番候補がようやく目覚めた。高卒5年目の内田がオープン戦を含めた対外試合9戦で3本塁打と持ち前の長打力を発揮している。「開幕1軍を勝ち取りたい」と気合が入っている。
 2月27日に宮崎市であったオリックスとの練習試合。0−4の六回無死一、二塁、吉田一(青森山田高−日大出)の直球を豪快に振り抜き、左翼席まで軽々と運んだ。「いい本塁打だった。だいぶ成長してきた」と梨田監督の頬も緩んだ一発だった。
 好調の要因は「狙い球を絞る」。昨季までは狙い球を決めるように指導を受けても、全ての球を追い掛けてしまう癖が抜けなかった。オフの自主トレーニングで元同僚の松井(西武)から「打席の中で絶対に仕留められる一球が来る」と助言をもらい、一打席での結果に左右されず、割り切れるようになった。
 高須打撃コーチは内田が直球を仕留めている点に触れ「変化球の対応が課題」と指摘する。昨季まで2軍監督として2年間指導した平石ヘッドコーチは「大勢のファンが見守る前で、打てない時にいろいろ考えてしまうことがあるはず。そういう時に腹をくくれるかが大事になる」と話す。
 昨季はイースタン・リーグで本塁打、打点の2冠に輝いたが、1軍では21打数1安打1打点と散々な結果に終わった。「(同世代に当たる)大卒新人には負けていられない。今年こそは1軍で活躍したい」。期待のスラッガーは飛躍の一年にしようと張り切っている。(剣持雄治)


2018年03月03日土曜日


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