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<蔵王エコーライン>春への道切り開け 2週間早く除雪開始

豪快に雪煙を上げて進む除雪車

 冬季閉鎖中の蔵王エコーライン(宮城県蔵王町−山形県上山市、全長26キロ)で3日、宮城側の除雪作業が始まった。蔵王山(蔵王連峰)が噴火警戒レベル2(火口周辺規制)となっているため、対象は想定火口域(馬の背カルデラ)周辺約1.2キロの立ち入り規制エリアの手前まで。規制が解除されれば作業を再開し、4月27日の開通を目指す。
 今回除雪するのは、想定火口域の約3キロ付近のみやぎ蔵王すみかわスノーパーク(蔵王町)入り口から山形県境までの区間8.9キロのうち、賽(さい)の磧(かわら)ゲートまでの約1.7キロ。3日はロータリー除雪車やブルドーザーなど3台が出動し、深い雪に閉ざされた道を切り開いた。
 1日200〜300メートル進み、10日に終わる見込み。除雪作業を担う佐藤技建(蔵王町)の佐竹誓次土木課長は「積雪は例年に比べて2割ほど多い印象だ。規制期間も考慮していつもより約2週間早く始め、予定通り開通させたい」と話す。
 噴火に備え、鉄道用の金属製コンテナを転用した仮設避難所を用意。トラックに載せた状態で作業場所の近くに配置し、非常時には一時的に身を寄せる。


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2018年03月04日日曜日


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