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人間の力強さ描く 仙台・早坂さん抽象画展「震災経て絵が変わった」

自然と人間の関わりを表した早坂さんの作品

 宮城県芸術協会の前理事長で仙台市太白区の美術家早坂貞彦さん(80)の抽象画展が、東京・上野の都美術館で開かれている。7日まで。
 「象(しょう)」と題したシリーズのうち、東日本大震災以降に制作した11点を展示。麻布の生地に円や円弧、線を用いて宇宙や人間の力強さを観念的に描いた。顔料にはベンガラや赤土、黒鉛などを使った。
 以前は水平線と円弧で構成していたが、震災を経て人体のモチーフや津波を思わせる渦などが作品群に表れたという。早坂さんは「人々の苦しみや助け合う姿に接し、意図せずして絵が変わった」と振り返った。
 行動美術TOKYO展(行動美術協会主催)の一環。入場無料。


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2018年03月04日日曜日


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