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<楽天>故星野さん追悼試合 嶋、闘将の遺志胸に刻む 攻守けん引「勝ちを意識」

3回東北楽天2死満塁、嶋が右前に2点打を放ち、6−1とする。捕手大野奨

 故星野球団副会長の追悼試合で東北楽天主将の嶋が気を吐いた。オープン戦初出場で2安打3打点とチームの勝利に貢献。「試合で負けては駄目だと星野さんに言われ続けてきた。オープン戦だが、常に勝ちを意識した」と落ち着いた表情で振り返った。
 「追悼試合だからといって特別変わったことはできない。相手に向かう気持ちで臨んだ」。攻守の要はひたむきなプレーで仲間を鼓舞した。昨季痛めた右脚に不安は残るが、気迫あふれる姿は健在。梨田監督は「脚は50パーセントだが、声は120パーセント。嶋がいるといないでは全然違う」とうなずいた。
 4−1の三回2死満塁、山井のフォークボールをしぶとく右前に落とす技ありの一打を放った。二走今江が一度はアウトを宣告されたが、今季から導入される「リクエスト」制度で判定が覆り生還。頼れるベテラン2人の奮起に刺激された打線はオープン戦初の先発全員安打で9点を奪い、投手陣を援護した。
 日本一になった2013年など4季監督を務めた星野氏と共に、嶋は主力選手として球団の歴史を築いてきた。「(星野氏が植え付けた)闘争心や勝ちにこだわる姿勢を忘れず、戦っていく」。亡き闘将のDNAはしっかりとチームに受け継がれている。(剣持雄治)


2018年03月04日日曜日


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