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仙台で東北大市民講座 東西の「彫刻の美」解説

仏像と古代ギリシャ彫刻を語り合う長岡教授(左)と芳賀教授

 彫刻史を専攻する東北大の教員が解説する市民講座「日本と西洋の彫刻の美」が3日、仙台市青葉区の東北大川内南キャンパスであった。
 大学院文学研究科の主催で約50人が参加。長岡龍作教授(日本彫刻史)が仏教伝来後の飛鳥時代から鎌倉時代までの仏像形式を紹介した。
 顔三つを持つ興福寺(奈良市)の阿修羅像を取り上げ「ざんげから発心に至る精神の軌跡を表現している。人々は仏教的な意味が分からなくても心ひかれてきた」と語った。
 「古代ギリシャの神々」と題した芳賀京子教授(ギリシャ・ローマ美術史)は「ミロのビーナスは美術品として扱われているが、当時は信仰の対象だった」と述べ、彫刻が作られた紀元前の宗教意識を解説した。
 市民講座は「メトロでカルチャー」と銘打ち、市地下鉄東西線が開業した2015年度から文学研究科の教員の講演を開いている。


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2018年03月06日火曜日


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