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<楽天>アマダー「マツザカから打ててうれしいよ」

2回東北楽天2死三塁、アマダーが右中間に先制2ランを放つ。投手は中日・松坂(中日新聞)

 中日に新加入したベテラン松坂の完全復活を願う名古屋のファンが一気に静まり返った。東北楽天のアマダーが二回2死三塁、松坂のスライダーをたたき、右中間へ先制2ランを放った。「あのマツザカから打ててうれしいよ」。平成の怪物を打ち砕いたメキシコの巨漢はクールに汗を拭った。
 入団前、メキシコを拠点にプレーした来日3年目のアマダーは「米国での松坂の活躍は知っていた」と明かす。米大リーグで56勝をマークした剛腕からの一発に手応えを得て「これからもっと調子を上げていきたいね」と話した。
 お膳立てをしたのが松坂の出身校、神奈川・横浜高のライバル、大阪・PL学園高出身の今江と平石ヘッドコーチだ。
 二回1死、右前打で出塁した今江が二盗に成功。岡島の左飛のとき意表を突いたタッチアップで三進し、相手バッテリーに重圧をかけた。「走者が出たら隙を突こう」と指示を出したのが平石コーチ。低めの変化球が投げづらくなる走者三塁の状況をつくり、アマダーはベルトゾーンの甘い球を見逃さなかった。
 横浜高が松坂を擁して甲子園で春夏連覇を果たした当時、PL学園高はいずれも対戦して敗れている。「東北楽天が嫌なチームだと見せたかった」。あの時涙をのんだ平石コーチの表情は生き生きしていた。(剣持雄治)


2018年03月05日月曜日


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