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7年ぶり故郷の学びや 来月開校の新校舎内覧会 福島・飯舘

4月から子どもたちが通う新校舎
子どもや保護者が新しい学びやとなる校舎や新設のこども園などを見て回った

 福島県飯舘村の児童生徒が4月から通う新校舎の内覧会が4日、既存の飯舘中校舎を改修した現地であった。東京電力福島第1原発事故から7年ぶりに地元で再開される学びやとなる。
 現在は隣の川俣町に避難する草野、飯樋、臼石の小学校3校、福島市に避難する飯舘中が共存する形で新校舎に入る。敷地内に認定こども園、小学校体育館、給食センターも新築した。総事業費は約35億円。
 子どもや保護者は、木材を使った温かみのある校舎を見学。地域の高齢者が語り部活動や田植え踊りの指導などで子どもたちと交流する多目的教室やホールなども見て回った。
 福島市に避難した建設業渡辺健児さん(32)はいったん転校させた小学生も含め子ども5人を通わせることにした。「のびのびと育てたい」と渡辺さん。小学5年の長女凜さん(11)は「昔の友達と一緒に通うのが楽しみ」と話した。
 村の避難指示は昨年3月末、一部を除き解除された。村は福島市など避難先との間を往復するスクールバスを運行し、給食費など教育費を無料にする。今月1日時点の就学予定者はこども園24人、小学校計33人、中学校42人。開校式を4月1日に行う。


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2018年03月05日月曜日


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