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<蔵王山>「ざおうざん」「ざおうさん」併記 国土地理院が地名更新

 宮城、山形両県の6市町が蔵王山の呼び名を従来の「ざおうざん」に加え、「ざおうさん」も記すよう登録申請したことを受け、国土地理院は6日、同院地図の地名情報を更新、両方の呼び名を併記した。山の呼び名を併記した例は全国で初めて。
 山形市は同日、山形県内のテレビ、ラジオ計7局に対して「ざおうざん」ではなく「ざおうさん」と呼ぶよう文書で要請した。佐藤孝弘市長は「市民に親しみのある呼び方が適切だ。『ざおうさん』が併記され大変喜ばしい。市民の要望が力になった」と強調。今後は気象庁にも両方の呼び名を併記するよう求めるという。
 宮城県蔵王町の村上英人町長は「これまでの山形市や蔵王町での呼び名の歴史を理解してもらい、併記が認められたのは結構なことだ。お互いに今までの呼び名を大事にしながら、地域の良さを発信したい」と話した。
 蔵王山の呼称問題は昨年6月末、山形市議会が山形市民に親しまれている「ざおうさん」に変更するよう求める意見書を可決したのがきっかけ。佐藤市長は昨年8月に宮城県側の関係自治体1市3町に協力を要請したが、蔵王、川崎両町が難色を示したため方針転換し、併記を求める方向で今年2月、宮城県側自治体と合意していた。


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2018年03月07日水曜日


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